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事例紹介

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AIのために高いパソ...

気づき

OK会計

AIのために高いパソコンを買いました。これは投資なのか。

AI活用のためにPCを買い換えました。想像以上に高かった金額から考えた「道具への投資」

先日、AIを仕事で活用するために、パソコンを買い換えました。

これまでのパソコンでも、仕事ができないわけではありませんでした。ただ、AIを使った業務の効率化を進めるには、処理の速さや動作の安定性が足りなくなってきたと感じたのです。

そこで、新しいパソコンを探し始めたのですが、金額を見て、正直とても驚きました。

「以前買ったときの感覚で見積を見たら、想像していた金額を大きく超えていました。」

しばらく考え込みました。

今回は、その迷いの中で考えたことを、経営者の皆さんと一緒に整理してみたいと思います。

「高い」と感じる気持ちは、とても自然です

設備や道具に大きな金額を払うとき、迷うのは当然のことだと思います。

特に、事前の想像より高かった場合、「やめておこうか」「安いもので済ませようか」という気持ちになります。これは、経営者としての慎重さの表れでもあります。

ただ、そこで金額だけを見て判断すると、2つのことが起こりやすいように感じます。

  • 安さを優先して選び、結局、必要な性能が足りずに使われなくなる

  • 迷っているうちに先延ばしにして、本来できたはずの改善も後回しになる

私自身、金額に驚いて、何を基準に判断すればいいのか考え直しました。「高いか、安いか」以外の、判断の物差しを持っていないことが原因だと思います。

金額ではなく、「時間」と「その後」を見る

今回、私が考えた物差しは、次のようなものです。

この道具は、どのくらいの時間を生み出してくれるのか。そして、生まれた時間で何をするのか。

AIの活用は、道具さえ買えば成果が出るものではありません。使い方を考え、仕事の流れに組み込んで、はじめて時間を生み出してくれます。ですから、パソコンの金額だけを見るのではなく、次の3つをセットで考えるようにしました。

  • 今、どんな作業に、どのくらいの時間がかかっているか

  • AIを使うと、その時間をどれくらい減らせそうか(まずは仮の見込みで構いません)

  • 空いた時間を、何に使いたいか

資料の下書き、メールの文案づくり、情報の整理など。

前回のコラムでは、社長が「会社の未来を考える時間」を持つことの大切さをお話ししました。

その時間をつくるための手段の一つが、道具への投資だと考えています。

投資は、「計画」の中に入れておく

もう一つ、今回の買い物で実感したのは、予想外の金額が出てくると、気持ちが揺れやすいということです。

だからこそ、道具や設備への投資は、経営計画や資金計画の中にあらかじめ入れておくことが大切だと思います。「いつ頃、何のために、どのくらいの金額を使うか」を決めておけば、金額が想定と違っても、慌てずに考え直すことができます。

高いと感じたときに、「やめる」か「買う」かの二択になるのではなく、「予算の範囲で何を優先するか」と考えられます。これは、第1回でお話しした「計画は、未来に向かって考え続けるためのもの」ということにもつながります。

明日からできる、小さな第一歩

大きな投資を決める必要はありません。まずは次の3つを、今週のうちに試してみてはいかがでしょうか。

  1. 繰り返している仕事を3つ書き出す
    毎週・毎月、同じように時間を使っている作業を、手帳の端にメモします。AIに限らず、効率化のヒントになります。

  2. 「かかる費用」と「取り戻したい時間」を並べて書く
    道具の金額と、それによって減らしたい時間を、1枚の紙に並べます。数字は概算で構いません。

  3. 空いた時間の使い道を、先に決める
    時間が生まれても、使い道が決まっていないと、また目の前の仕事で埋まってしまいます。「この時間は考える時間にする」と、先に決めておきます。

完璧な見積もりは必要ありません。私自身も、効果は使いながら確かめていくつもりです。

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